集中力を高め仕事を一気に終わらすための心得:移行済み

禅の言葉に「前後際断」という言葉があります。



過去・未来への思いを断ち切って、今この時を、最高の
瞬間にするように、日々努めていくこと。


「興味がある仕事には集中できるが、興味のない仕事
にはなかなか集中できない」


「時間のかかる仕事ほど集中力が持続しない」
「いろんな案件をかかえていると、
それぞれが気になり、結局どれも中途半端に終わって
しまう」


集中力が続かない人は、このような悩みを抱えている
ようです。


仕事は対価をいただいて、様々な形で社会の役に立つ
ものです。


いくら気が乗らなくてもやり終えてなければ、 周囲
からの信頼を失くしたり、同僚や客先に迷惑をかけ
たりします。


締め切りに間に合わせようとギリギリに仕事をすると
思わぬミスを犯す恐れもあります。


結局、遅れた“ツケ”は、自分に返ってきてしまうもの
です。

「ふられた仕事はすぐに片付ける」
「今日できることは今日終わらせる」---。


そんな意識を持ち続けることが大事です。


もちろん、仕事には優先順位がありますから、非常に
緊急性が高いものなのか、ある程度重要なもの
なのか、あるいは明日でも大丈夫なものなのか、
それぞれの特徴を見極めながら、今、とりかかるべき
ものを決めることが重要です。



対処法として、仕事をルーティン化するのも1つの方法
です。(標準化・習慣化)


毎日続けると習慣化します。


時間になれば、無心になって仕事に取り組む。


がんばって最初の1カ月は、時間割通りに行動してみて
習慣化する。


そうすれば、何も考えずに取り組めます。


また、集中して仕事に取りかかれないのは、常に
周囲のことや他のことに気が散ってしまうからだと
思います。


気が散るということは、何か周りに面白そうなこと
はないか、もっと自分がやりたいと思うことが
ないかと、キョロキョロしている状態なのかも
しれません。


今の仕事をもっとクリエイティブにできないか、
面白くできないかなどを考えてみると、集中できる
ような仕事になるかもしれません。

禅では一瞬一瞬が絶対的な存在であり、前も後ろも
断絶していると考えます。


「過去」「現在」「未来」が続いているのでは
なく、それぞれが独立しているかのように断絶して
いるのだそうです。


今は成すべきことに集中する。

この一瞬を、一息を生きる。


そう考えれば、無心になって取り組める。


一瞬一瞬、無心になって取り組むことの積み重ねが、
やがて自分の人生を豊かに築き上げていくもので
あると言われています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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