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仕事で判断の質を上げる方法(移行済み)

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思考とは、次元を超えて意識を縦横無尽 に動かし、 情報や知識、概念をピック アップして分離・結合 させる作業です。 そのため、動かす筋肉(意識)も整って いなければ いけないのだといいます。 アスリートが運動する前に身体の ストレッチを 入念に行うように、 あるいは弓道の世界で弓を 引くまでの 所作が重視されるように、 ブレイン・ アスリートにとって意識を 整えることは基本所作 です。 それができていないと、意識は全体を 俯瞰する高度 まで上がらりません。 マインドフルネスが流行しているのも、 情報過多 の社会において 「とっちらかった自分」をどうにか したいという潜在的な欲求がある から だろうと 思います。 悟りの世界では、 マインドとは自我 (ノイズ) であり、 意識を整えることに よってそのマインドを溶かしていく 作業が禅や瞑想だということになります。 いずれにしても、そうした自我を溶かす 作業はとても 有効です。 意識を整える一番簡単な方法は、 呼吸の仕方です。 私は考える仕事に取り掛かる前に、 必ず呼吸を整え ます。 YouTubeでハタ呼吸法の5~6分の動画を 流しながら それに合わせて呼吸を整え、 自我(マインド)を ノイズアウトする。 最も生産性の高い仕事とは 「本質を突いた判断を すること」であり、 落ち着いて整った意識の状態 こそが 判断の質を上げる ことになります。 参考図書:『1日3時間だけ働いて おだやかに暮らすための思考法』    (山口揚平著、プレジデント社) お読みいただきありがとうございました。

思考力を鍛える「3つのサイクル」(移行済み)

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思考力を鍛えるために必要なのは 「考える」「書く」「話す」 という3つの サイクルを 確立すること。 そして、まず思考力を鍛えるうえで 意識すべき習慣 は、 「考えることに コミットすること」。 物事には、常にその本質が存在する ものです。 考えることによって、誰でもいつでも、 その本質に 到達することができる わけです。 そして理想的なのは、 「(自分の分析が) なにか 気持ち悪い」と感じなくなる まで考え続けること。 次に「話す」うえで大切なのは、口癖。 「たかが口癖」と思いたくもなりますが、 それは決して侮れるものではありません。 「本質的には~」と口ずさむ習慣を つければ、出てくることばはおのずと 本質的なものになるというわけです。 「本質的には~」と口ずさむ習慣を つければ、出てくることばはおのずと 本質的なものになるというわけです。 最後の「書く」こととは、 思考を形に すること。 どれだけ考えても、形にしなければ なんの意味もない ということです。 しかし紙に書けば、そこで初めて 思考が固定される わけです。 そのため、 問題を捉えたいときや 構造化をしたい ときには、とにかく まず紙に正方形や縦軸・横軸を 描き、 図にしてみる。 違和感 がなくなるまで何枚も書き、 本質がどこに あるのか仮説を立て、 それを検証する行動をなにか ひとつ とってみる。 その結果、そこから得られた効果に よって、 「本質的であるかどうか」を 測ることが可能に なります。 だからこそ、メモを取る習慣は 決定的に重要なこと になります。 参考図書:『1日3時間だけ働いて おだやかに暮らすための思考法』    (山口揚平著、プレジデント社) お読みいただきありがとうございました。

相手が理不尽なことを言っていると思えたら…(移行済み)

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相手が怒っているとき、「どう考えても 自分は悪く ない」「悪いのは怒っている 相手のほうだ」という 思いを抱きたく なります。 しかし、い くらそれを論理的に伝えた ところで、相手 の怒りが収まるとは 限りません。 「自分は悪くない」という思いは、 相手の 主張への 反発心を生み、共感モードで 聞くことを難しくして しまうことに なるからです。 そんなときは、「うなずき」「相づち」 「繰り返し」を使った会話に戻し、相手に 反応するようにします。 もちろん、「そんなに大事なことなら、 早く言って くれよ」と感じても無理は ありません。 しかし、そんな言い訳をしたところで 相手の怒りは 治らないのです。 それどころか、状況が余計ひどくなる 可能性もあります。 相手は、理路整然と説明されたら 納得するというわけ ではないからです。 また、自分に非があろうがなかろうが 関係ありません。 とにかく相手は、間に合わなかったこと、 ただその 一点に感情的になっている からです。 だとすれば、 納得できなかったとしても、 それを受け入れることが大切です。 参考図書:『1分で信頼を引き寄せる 「魔法の聞き方」』      (渡辺直樹著、朝日新聞出版) お読みいただきありがとうございました。

聞いていることを相手にわかってもらう(移行済み)

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怒っている人はしばしば、相手に対して 「おい、聞いているのか?」 「ねえ、聞いてるの?」と言ってきます。 しかし、そんなとき「聞いているよ」と 答えてもあまり 意味がありません。 なぜなら話し手の「聞いているのか?」は、 単なる質問 ではないからです。 そこには、「あなたは聞いていない」と 主張する気持ち が込められています。 つまり「聞いているよ」という返答では、 相手はその 判断を改めることができない わけです。 怒っている人には、「そのとき話を 聞いてもらえ なかった」「いま話を聞いて もらえていない」 「わかってほしい」と いうような気持ちがあります。 そこで、「おい、聞いているのか?」に 対しては、 「○○ということだよね。 もちろん聞いているよ」 と、 相手の話を 要約して伝え返すことが有効です。 なぜならそうすれば、相手には 「気持ちをわかって もらえた」という 感覚を持ってもらえるからです。 仕事でクレームを受けた場合であれば、 相手の主張を 正しく理解することに 徹するべきです。 たとえば「聞いているのか?」と 言われたときに、 いちばんよくない のは「はい、聞いております」 「聞いておりますので、こちらの話も 聞いて ください」などと返すこと。 相手が話しているうちは、 1. しっかりとしたうなずき、相づち 2. 事実関係のポイントの繰り返し 3. クレームを入れたくなる気持ちの  表現の繰り返し これら3つの態度を心がけ、余計な 言葉がけや質問を しないように気を つけ、気持ちの主訴に対して謝罪 します。 参考図書:『1分で信頼を引き寄せる       「魔法の聞き方」』      (渡辺直樹著、朝日新聞出版) お読みいただきありがとうございました。

怒りの炎を十分に吐き出させる:移行済み

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怒りをぶつけてくる人の話を聞くことは、 とても難しく 厄介なものです。 誰にとっても嫌なものではない でしょうか。 ところで、 怒りが頂点に達している人、 感情的な言葉が 止まらない人に、 絶対にしてはいけないのは「言い訳」 を することです。 なぜなら言い訳をすると、 相手は 「責任逃れしている」 と受け取ったり、 「自分が気分を害したことに対する 謝罪はないのか」などと思うものです。 そして、「自分の話を遮られた」という 不満から、 怒りがさらに大きくなります。 怒っている人の話を聞く場合、 大切なのは 「共感」と 「うなずき・相づち・ 繰り返し」。 しっかりとしたうなずきと相づちを 行い、話の ポイントを繰り返しながら、 こちらが相手の話を 理解しているのだ ということをわかってもらう わけです。 そして 相手が話しているうちは、 余計な言葉がけや 質問をしないように 気をつけ、気持ちの「主訴」に 対して 謝罪することが大切です。 なお怒っている人に対しては、 「ゆっくり、低い声」 でうなずきや 相づちを行う ことが重要なポイントです。 怒りの気持ちをぶつけてくる人と いうのは、怒りを どうにかしたい、 この怒りをわかってほしい、 と思っています。 聞く方ももちろん苦しいのですが、 話す本人が一番 苦しんでいます。 人の怒りの気持ちの奥には、 話を聞いてもらえない こと、自分が ないがしろにされたことへの 悲しみや 失望、焦燥、不安、恐怖 など様々な思いが混交している ため、 その苦しみから無意識に自分を 守ろうとして、 つい相手を攻撃して しまいます。 そのような人に対して反発モードに なって反論すると、 「話を聞いて もらえない」と思われ、さらにヒート アップしてしまいます。 だからこそ、 その人の怒りの気持ちに 「共感」を示す ことが大きな意味を 持ちます。 参考図書:『1分で信頼を引き寄せる 「魔法の聞き方」』      (渡辺直樹著、朝日新聞出版) お読みいただきありがとうございました。

考えは「言語」によって整理される:移行済

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頭のなかを整理する方法は、なにより 「自分の言葉になおすこと」。 人間は、言葉を通してしか、自分の 考えを整理することができないから です。 ① 人に話す おもしろいことがあったとしたら、 近くの人を捕まえて話すのがいちばん です。 それは、 感動の直後に自分の思いや 感情を言語化したことで、思考が整理 されて知識が定着すからです。 なにかを知りたいと思ったら、 いちばん詳しい人にすぐ話を聞き に行き、インプットしたら周囲に話して 頭のなかを整理するべきです。 いうまでもなく、それこそが最高の 勉強方法だからです。 ② 文章に書いて人に見せる そもそも日記は「自分しか読まない」 ことが前提なので、あまり整理しない まま書いてしまうことがよくあります。 しかしツイッター、ブログ、フェイス ブックなどのSNSは、「人が読む」ことを 前提としたツールです。 そのため 「読んだ人にわかってもらおう」 という意識が働き、考えが整理される ようになります。 部下に対してアウトプットの機会を 強制的に与えるように心がけていました。 なかでも大切にしていたのが、 「書く機会」です。 書くことで自分の頭のなかが整理され、 仕事の質が高まる。 話したり書いたりすることによって 考えを整理すれば、いろいろな好影響が 生まれます。 参考図書:『知的生産術』      (出口治明著、日本実業出版社) お読みいただきありがとうございました。

インプットの量を増やすのは、質の高いアウトプットを行うため:移行済み

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仕事とは、どんどんアウトプットする ことではありません。 いくらインプットの量が多くても、 いくら情報をたくさんかき集めても、 いくら知識を膨大にため込んでも、 なんらかのアウトプットを 出さなければ意味がありません。 特にいまの時代は、 仕事をため込まず、 どんどんアウトプットしなければ 生産性を上げることはできません。 インプットの量を増やすのは、 アウトプットをするためです。 なにかを学ぶにしても、「ただ勉強して いるだけ」では意味がないわけです。 大切なのは、インプットしたら、仕事を 任されたら、なにかを勉強したら、 すぐにアウトプットすること。 そして 成果を出し、結果を出すこと。 アウトプットの回数を増やせば、 どんな仕事も必ず上達します。 「記憶力」は、詰め込むもの、覚えるもの、 入力するものではなくて、出力しない と鍛えられないそうです。 つまり、インプットよりアウトプット です。 インプットした情報を、意識の部分で 取り出すには、マザータング(母国語) に直してインプットすることです。 タンスや机の引き出しを整理するのは、 しまってあるものを取り出しやすくする ためです。 人間も同じで、インプットした情報を アウトプットするためには、頭のなかを 整理する必要があります。 参考図書:『知的生産術』      (出口治明著、日本実業出版社) お読みいただきありがとうございました。

仕事がうまくいかないのは、インプットの量が少ないから:移行済み

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「新しい企画を考えなければいけない けれど、なかなか思いつかない」 「決断を迫られても、とっさに 決めることができず、つい先延ばしに してしまう」 「論理的に考えたり、話したりする のが苦手」 もしもこのような悩みがあるとしたら、 その主因はおそらく 「インプットの 絶対量が少ない」 ことです。 仕事が思うようにいかないのは、 たいていの場合、インプット不足に 原因があるからです。 なにかを思いついたとき、「アイデアが 降りてきた」とか「天啓がひらめいた」 などと口にする人もいます。 しかし現実問題としてそれは、 自分の 脳に格納されていたもの(意識して いなかったもの)が、なにかの拍子に 顕在化しただけのことです。 宇宙や異次元からの特別な発信を キャッチしたわけではありません。 インプットの絶対量が足りなければ、 判断の精度も高まらず、発想の幅も 広がらないものです。 だからこそ、大切なことがあります。 それは、わからないことをそのままに しないで、納得するまで調べること。 そうすることによって、 精度の高い 情報や検証可能なデータをインプット することができるわけです。 参考図書:『知的生産術』      (出口治明著、日本実業出版社) お読みいただきありがとうございました。

集中力を高め仕事を一気に終わらすための心得:移行済み

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禅の言葉に 「前後際断」 という言葉があります。 過去・未来への思いを断ち切って、 今この時を、最高の 瞬間にするように、 日々努めていくこと。 「興味がある仕事には集中できるが、興味のない仕事 にはなかなか集中できない」 「時間のかかる仕事ほど集中力が持続しない」 「いろんな案件をかかえていると、 それぞれが気になり、結局どれも中途半端に終わって しまう」 集中力が続かない人は、このような悩みを抱えている ようです。 仕事は対価をいただいて、様々な 形で社会の役に立つ ものです。 いくら気が乗らなくてもやり終えてなければ、 周囲 からの信頼を失くしたり、同僚や客先に迷惑をかけ たりします。 締め切りに間に合わせようとギリギリに仕事をすると 思わぬミスを犯す恐れもあります。 結局、遅れた“ツケ”は、自分に返ってきてしまうもの です。 「ふられた仕事はすぐに片付ける」 「今日できることは今日終わらせる」---。 そんな意識を持ち続けることが大事です。 もちろん、仕事には優先順位がありますから、非常に 緊急性が高いものなのか、ある程度重要なもの なのか、あるいは明日でも大丈夫なものなのか、 それぞれの特徴を見極めながら、今、とりかかるべき ものを決めることが重要です。 対処法として、 仕事をルーティン化 するのも1つの方法 です。 (標準化・習慣化) 毎日続けると習慣化します。 時間になれば、無心になって仕事に取り組む。 がんばって最初の1カ月は、時間割通りに行動してみて 習慣化する。 そうすれば、何も考えずに取り組めます。 また、集中して仕事に取りかかれないのは、常に 周囲のことや他のことに気が散ってしまうからだと 思います。 気が散るということは、何か周りに 面白そうなこと はないか、もっと 自分がやりたいと思うことが ないかと、キョロキョロしている 状態なのかも しれません。 今の仕事をもっとクリエイティブにできないか、 面白くできないかなどを考えてみると、集中できる ような仕事になるかもしれません。 禅では一瞬一瞬が絶対的な存在で あり、前も後ろも 断絶していると 考えます。 「過去

自分の知識、経験を一度は疑うことを忘れない:移行済み

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自己肯定力が高いというのは大事なこと。 ただし、自分の知識や経験に自信を持ちすぎると、少し 危険かもしれません。 自分という存在自体を肯定するのはよいことだ けれども、私たちが持っている知識や経験は「そのとき はたまたまそうだった」という可能性がある からです。 そこで、「 決めつけない」「過信しない」ということが、 独断を避けることにつながっていくわけです。 だからこそ誰もが、自分の知識や経験を一度は疑って みるべきだということ。 そして「相手がこう言っていたのは、悪意ではなく、 勘違いかもしれない」というように、自分に問うてみる ことが大切です。 「我思う、ゆえに我あり」で有名な哲学者のデカルトは、 「とりあえず一切を疑ってみよ。そこから残ったものが 砂金のように真実として浮かび上がるのだ」 と 言いました。 つまり、疑えないのは「ここに疑っている自分がいる」 という真実だけだというわけです。 また、昔の人は神の存在を疑うことがありません でしたが、同じ哲学者のニーチェは「神は死んだ」と して、従来の神の“在り方”を疑ってみました。 デカルトが積み上げてきた“理性の力”も、実は練習 して積み上げたものです。 つまり、 「はたしてこれは本当なのか?」と、 いちいち疑ってみるという思考の訓練をした という ことになります。 たとえば誰かとトラブルになって、その相手に疑いの 気持ちを持ったときにも、「あの人は本当に悪意が あってあんなことを言ったのだろうか?」と自身を 疑ってみると、「その人はたまたま気分が悪く、強く 言いすぎただけだった」というような真実が見えてくる こともあります。 すると、「相手は本心ではなかった」ということを理解 することが可能になるわけです。 ほんのわずかに見せた数%の部分に惑わされるような、 “本質錯覚論” に引っかかってはいけない。 だからこそ、 自分の知識や経験を過信せず、「これは ○○に決まっている」などという独断をしないように 気をつけることが大切です。 参考図書:『大人だからこそ忘れないでほしい       45のこと』      (齋藤 孝著、ワニブックス) 最後までお読み

自分軸を持つことを忘れない:移行済み

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自分自身を、自らの評価基準(自分軸)で判断する ことはとても大切です。 とはいえ、 あまりに客観性に欠けた自分軸だったと したら、ただのワガママになりかねないのも事実 です。 また、大人になれば必然的に客観性が求められる ようになるものでもあります。 年齢を重ねるにつれ、ある程度の客観性を獲得して いく必要があるということ。 では、その客観性を汲みつつ自分の評価軸を定めて いくにあたり、もっとも必要なことはなんなのか? それは、 “願力を鍛える” こと。 これは鑑識眼といいかえることもできます。 “眼力を鍛える”ことは、自分の評価軸 をつくることになります。 また同時に、他の人をどう見るかという 客観性も必要になるため、実際に検証を することもできます。 同じように、サッカー観戦をしながら 「あの選手は将来性がありそうだ」と 予想をしてみたり、芸術作品を目にした とき、「このアーティストは来る!」と 目をつけるなどにも同じことが言えます。 自分なりの評価軸で評価をしてみる習慣 をつければ、眼力が養われていきます。 もちろん、すでに有名になっている人で あってもOK。 とにかく自分自身が、自分の評価軸で 「これは来る!」と評価することがポイント になります。 エンタメの世界などを通じ、 楽しみながら 眼力を鍛えれば、それだけでブレない 自分軸を持てるようになります。 参考図書:『大人だからこそ忘れないでほしい       45のこと』      (齋藤 孝著、ワニブックス) 最後までお読みいただきありがとうございました。

「できない自分」を受け入れると不安や恐れは消える:移行済み

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みんなどこかに一抹の不安を抱えているものです。 自分を強く信じていても、他人から批判されると 気持ちがめげてしまう。 失敗が重なれば自信が揺らぎ、それを責められると、 自信がなくなってしまう。 では、その「自信」とは何でしょう。 みなさんがよく使う自信には、 「私は何でもできる」 「私はすごい」「絶対にうまくいく」 という信念が 込められています。 他者と比較して、自分を優位に立たせた 自信です。 禅の世界ではよく、「自信がないといけない」 「自信を持て」と言いますが、これは一般的な自信 とはちょっと違います。 結果はどうなろうとも、今の自分、 本当の自分を 信じることなのです。 もっと言えば、 「思ったよりできない 自分、 たいしたことのない自分を 信じていく」 という ことです。 ところが多くの人は自分で「このくらいのことが できる、こんな実力がある」と、本来のサイズより 大きめの「できる自分」をつくり上げ、それに とらわれてしまうようです。 すると、実力が自分より高い人と出会えば、 「自分はたいしたことなかった」と落ち込みます。 一方で、 今の自分を正確に認められて いるなら 「ダメだ」と自分を否定 することはありませんし、 「今の自分の技量だとこれくらい だろう」と素直に 現実を受け入れ られるはずです。 誰でも完璧でいることは不可能ですし、自分の本当の 大きさをわかっていないまま信じることは、 思ったように いかない時に不安や恐れにつながります。 ただ、自分を受け入れるのです。 海は世界中のどんな川でも受け入れていますが、 それでも海自体は何も変わりません。 そんな海のように大きな心で、今のどんなサイズの 自分も受け入れるのです。 参考文献:忘れる力: 「すっきり」「はっきり」 「ゆったり」    平井 正修 (著) 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

データは常識を覆す:普遍的な答えを導き出す考え方 :移行済み

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多様な情報源から新しいアイデアを集めた後、他の人々 にそのアイデアをぶつけ、反応を見ながら成功や失敗を 学習する― そのような「社会的探索」を行うことで、意思決定の 質を高められると言われています。 数々の社会実験のデータから得られた事実には、私たち が 組織や チームを運営するにあたり 「常識」と思って いたことを覆すものも 多い。 例えば、集団も、個々のメンバーが持つ知性とは別の、 集団的知性を持っているということ。 この集団的知性を測るため、ブレインストーミングや 意思決定、計画策定を集団で行い、データが集められ ました。 そこから見えてきたのは、集団を賢くする要素は 「会話の参加者が 平等に発言しているかどうか」 でした。 団結力やモチベーションといった、 集団を賢くしそう な要素には、 統計学的に有意な効果は認められ なかっ た ということです。 私たちの生活のあらゆる場面で、データが収集できる 環境が整っています。 集団の生産性を上げる方法、正しい 意思決定を下す 方法、 メンバーをより効率的に動かす方法が ある と いうこと。 今後も私たちの知らなかった 「より集団を賢くする」 法則 が見つかっていくと推測できます。 私たちはより良い組織をつくり、 より良い社会を つくれる ようになる かもしれません。 これまでの常識を打ち破る、膨大なデータに裏付け られた新たな視座が得られます。 しかし、その 新しい視座を得ただけで、 私たちは より良い組織を作れは しないし、賢くもなれない。 それを組織に取り入れて、実行に 移せるかどうか が、一番の ハードルとなるはずです。 本当の意味で法則を活かし、集団として賢くなれる かは、私たち次第なのかもしれません。 最後までお読みいただきありがとうございました。

苦しい時は、誰かに助けてもらうチャンス

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ピンチに陥る人の多くは、自分一人で何とかしようと 考える真面目な人です。 仕事が終わらなければ、残業、徹夜も厭わず。 そういう人は、 自分で何でもやらなく ちゃいけないと 考えて、誰にも相談 できないまま問題を抱え込んで しまいます。 誰かに何かをしてあげるのは得意でも、してもらう のは、すごく苦手です。 普段、前向きな頑張り屋さんほど、困ったときに 助けを求められないのです。 ピンチに陥る人は、往々にして、 じつは誰かに助け てもらっていると いう視点に欠けています。 とにかく誰かに何かを頼むのが苦手です。 『誰かにお願いする』『依存する』 『助けを求める』と いうのは、 人生を生きる上でとても大切なこと です。 特に感情的に助けを求めることは、人によってすごく 苦しいことだと思いますが、やってみると、全く 違った世界が見えてくるものです。 私たちの生活は、誰かを助け、誰かに助けてもらう ことで成り立っています。 私たち人間にとって誰かを助けて あげることは、 素晴らしい喜び ですが、『誰かに助けられること』 もまた、幸せなことなのです。 困ったとき、苦しいときは、 『助けて!』というチャンスです。 助けてもらうことで誰かを喜ばせて あげるチャンス でもあります。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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