「健全な自尊心」を持つことが大切な理由:変化を受け容れる・夢を叶える

・変化を受け入れる

ほとんどの人は、望みどおりの人生を送るために努力を
します。


友人と知人を選び、配偶者を決め、衣食住の工夫をし、
それ以外の部分についても細心の注意を払って快適な
生活を送ろうとするわけです。


そしてその後、うまくいけば長期にわたって物事は
順調に進みます。


ところが、どれだけ念入りに計画をし、どんなに努力を
したとしても、人生を変えるようなことは起こるもの
です。


それまで夢見心地の状態だったにもかかわらず、突然、
厳しい現実が降りかかったりするわけです。


つまり私たちの生活は、一瞬にして変わることが
あります。


問題が発生する可能性はいくらでもあるので、それは
決して避けられないことです。


たとえば身近な人の死、失業、自己、離婚、倒産…。


そしてそれらの出来事は、大なり小なり、私たちの
生活に影響を与えることになります。


人生は絶えず動いているもの。


もちろん好ましい方向に動くこともあるけれども、
そうでないこともあるわけです。


そんな事実を受け入れることは、運命論でも悲観論
でもなく、人生の現実を素直に認めることです。


そういう意識を持って生きていけば、不測の事態に
備えることができるわけです。


「変化をいやがることは重力をいやがるような
ものだ」とも言えます


どんなに忌避しようとも、人はみなその影響を受ける
ものです。


人生の転機が訪れたときの選択肢は、変化を受け入れ
るか、もしくは抵抗するかのどちらかです。


しかし、変化を受け入れたほうが、うまくいくことが
多いといいます。


つまりは、好奇心を持って生きていくこともできるし、
警戒しながら生きていくこともできるということ。


そして大切なことは、人生は悪い方向に変化することも
あるけれど、心の持ち方次第で好転させることもできる
事実なのです。



・夢をかなえる努力をする

人はみな、将来のために素晴らしい夢を見るものです。


仕事で実績を上げ、地位を確立し、財産を築き、豪邸を
建て、魅力的な異性と愛し合い、高級車を乗り回し、
美しい観光地を訪れるなど、ワクワクしながら夢を見て
毎日を過ごすわけです。


しかし、そのような楽しい想像にふけったあとは、退屈な
現実にいやいや意識を戻すことになります。


そしてそこには、さっきまで見ていた夢のような喜びは
ないものです。


そこで白昼夢が現実になることを望み、幸福と財産と
恋愛への近道を探し続けたりもします。


とはいえ大多数の人にとって、それはやはり想像上の
出来事にすぎない。


でも、そうである必要はありません。


なぜなら人はみな、この世界のなかで欲しいと思う
ものはほとんどなんでも手に入れることができるから
です。


唯一の課題は、ある程度の努力をする必要があると
いうこと。


つまり、重要なのはこの点です。


ところがそれこそ、多くの夢が立ち消えになる。


理由は明白で、夢を見るだけの人は、欲しいものを手に
入れる努力をしたがらない。


望んでいるだけではなにも起こらないし、夢を見ている
だけなら、それは単なるお願いごとでしかないわけです。


夢をかなえる努力を惜しむのであれば、夢はいつまで
たっても現実にならない。


欲しいものは、努力によって手に入れるべきだという
考え方です。


参考文献:『自分の価値に気づくヒント』
(ジェリー・ミンチントン著、
ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)


最後までお読みいただきありがとうございました。


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