「キャリア・ビジョン」を持つ(移行済み)

現実問題として日々の仕事をこなしながら、必要と
される人材であるためのアウトプットをし続ける
ことはかなり困難なことでもあります。


仕事で疲れているのに、自ら学習するなどという
ことはできれば避けたいというのが本音です。


だとすれば、なにがそのようなインプットをし続ける
力になるのでしょうか?


そのことについて、自分が「こうしたい」という目標を
持つこと以外にはありません。


ただ目の前の仕事や、今期の業績を達成すること
だけに終始していると、生涯ずっとその繰り返しを
することで終わってしまいます。


大切なのは、中長期の自分がこうなりたいという
目標、すなわち「キャリア・ビジョン」を持つこと。



もちろんそれは人によって違っていいわけで、
いまは少数派となった「社長になりたい」というもの
でもいいでしょう。


あるいはその前に、「事業部長になりたい」「部長に
なりたい」「課長になりたい」「係長・主任になりたい」
という思いもあるはずです。


あるいは「この分野の専門家になりたい」「いままで
誰も取り組んでいない新たなビジネスを提案して
実現させたい」「将来独立して自身でビジネスを
したい」なども考えられます。


そうしたキャリア・ビジョンを持つと、日々の仕事
のやり方がそのビジョンを実現することに
つながっていきます。


なぜなら、やるべきことや、時間の使い方が明確に
なってくるからです。


そして自分の求める働き方をしている人は、
このビジョンを強烈に意識している人が多い。


なお、中長期のビジョンを意識しつつ短期の仕事に
取り組むことを、「バイフォーカル(遠近両用)・
アプローチ」と言います。



参考図書:『起業家のように企業で働く 令和版』
(小杉俊哉 著、クロスメディア・パブリッシング)



最後までお読みいただきありがとうございました。

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