「命令」ではなく「相談」する(移行済み)

部下に対し、売り上げが目標に達していないことを
指摘するとします。


なんとかしろよ!という言い方より、なんとかならない
かな?の方が「なんとかしよう」という気になれる
はずです。


また命令ではなく相談されているので、部下としても
「なんとか答えなくては」という気になり、解決策を
考えるようになるでしょう。


このように、相談や質問の形式にすることで、部下に
「教えてもらう」ことが可能になるというわけです。





反対に、命令口調で伝えると、部下は「やらされ感」
を抱くことになり、「丸投げ」されたようにも
感じます。


そこで、部下になにかを頼んだり、仕事を任せたい
ときは「命令」ではなく「相談」のかたちにする
ことが大切です。


同じ内容なのに、相談形式にするだけで、言われた
ほうは「頼られているな」と感じ、心理的安全性も
満たされることになります。


また、命令だと「やっつけ仕事」になってしまう
かもしれませんが、相談ならば部下が「自分ごと」
と感じ、仕事のクオリティも上がる可能性が
あります。



参考図書:『部下に9割任せる!』
     (吉田幸弘著、フォレスト出版)



お読みいただきありがとうございました。

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