仕事を抱え込んでいるのはリーダー失格(移行済み)

部下に任せず、いつまでも上司が仕事を抱え込んで
いると、さまざまな問題が生じることになります。


部下に確実にできる仕事しか任せていないと、

その部下はいつまでたっても成長しません。


そこで、予算案や販売計画の作成のような、
いままでよりも負荷のかかる仕事を任せるように
するべきです。


もちろん丸投げするのではなく、要所要所で確認
することは必要です。


そのぶん最初は手間取るかもしれませんが、慣れ
ればできるようになるはずです。


仕事は「できるようになったから任せる」のでは
なく、「任せるからできるようになる」という
ことです。


リーダーがたくさんの仕事を抱えていると、夜遅く
まで残業することになります。


すると、部下も帰りづらくなります。


リーダーが自宅に仕事を持ち帰ったとすると、
コンプライアンスの問題が生じたり、リーダー
自身の健康に支障をきたすことも考えられます。

そればかりかリーダーが自分の時間を持てなく
なると、読書をしたり、人と会ったりするなどの
自己研磨をする時間もなくなるでしょう。


また、その結果としてリーダー自身の成長が鈍化
すると、その人が率いるチームも鈍化することに
なります。





リーダーがやっている仕事を部下がある程度できる
ようになっていないと、リーダーが体調不良など
なんらかの理由で急に休んだとき、お客様や関係者に
迷惑をかける可能性があります。


場合によっては、信用をなくしてしまうことも
あるかもしれません。


そのため仕事を普段から任せるようにしておき、
リーダー自身の属人的な暗黙知やスキルをメンバー
が共有できるようにすることが重要です。


部下に同じ仕事や簡単な仕事ばかりやらせている
と、新しいことに挑戦する意欲が落ちてきますし、
主体性が生まれません。

また、「失敗しないように」「ミスしないように」
「怒られないように」と、最低限の仕事だけ
やっておけばいいやというメンバーも出てくる
でしょう。


このような理由から、仕事はどんどん部下に任せる
べきです。



参考図書:『部下に9割任せる!』
     (吉田幸弘著、フォレスト出版)



お読みいただきありがとうございました。

コメント

LINE Official アカウント登録

友だち追加

ソーシャルボタン

このブログの人気の投稿

“焦り”につけ込む商法(移行済み)

感情とうまくつきあう(移行済み)

謝罪がトラブルを大きくする?(移行済み)