課題を明確に意識すると情報感度が高まる(移行済み)
これだけ情報があふれている時代であるだけに、
探している情報が見つからないときは、情報
そのものがないというよりは、「あるのにそれに
気づかない」と考えるべきです。
また情報の検索技術というよりも、自分自身の
情報感度の高さが、いいエビデンスと出会えるか
どうかを左右している面もあるといいます。
そして重要なのは、誰しも情報感度が高くなる
時期があるということ。
情報感度とは、「自分自身に課題を与え、それに
ついて考えたり行動したりしているとき」に
高まるものです。
そうだとしたら、その状態は自分でつくり出せる
ことになります。
自分が課題を意識した時点から、情報感度は
高まるということ。
だからこそ、そのスタートを早め、高感度期間を
最大限に長く使えるように意識することが大切に
なります。
そのためのコツが、「ギブファースト(give first)
の原則」です。
自分が何かを得たい時は、文字通りgive & take
の順で、先に与える、先にアウトプットすると
いうことです。
そうすることによって人に信頼され、他者から
情報を得られることがあるというのがまずひとつ。
しかし、実はもうひとつの効果のほうが大きく
なります。
自分の課題意識から得た情報の説明を、自分の口を
使って誰かにgiveしようとして何度も繰り返すと、
自分の意識がよい意味で「洗脳」され、そのテーマ
へのアンテナがさらに高く太くなります。
また、説明の上達を通じて、徐々に課題が整理
されていき、どんな情報が自分にとって必要なのか
がクリアになる。
すると生活全般において、もっと発見が大きくなり、
使える情報が加速度的に増えていくわけです。
参考図書:『一発OK! をもらえる人の エビデンス
仕事術』
(光成 章 著、SBクリエイティブ)
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